タイ・イサーン記 8
バーンプルアン遺跡

スリンの方に戻って、バーンプルアン。
アンコール王朝全盛の11〜12世に造られた神殿の跡。



周囲の関連建築物はすべて失われて残る仏塔も倒壊していたが、







現在では仏塔のみ修復され、装飾のクメール風彫刻も再現されている。





たった一つの仏塔が残されているだけのガランとした遺跡、訪れる人も少ない。
バラック建の受付にはたった一人の女の子。 
ポツンと取り残され放置されたような仏塔、彫刻は見事だ。 
見物客は地元の高校生らしき7、8人、





「今日は」と言うと、
「今日は」と笑顔が返ってくる。
いきなり、
「What's your name?」と問われてドギマギする。
「君たちは?」
口々に名前を名乗る、とても憶えられない。





帰りがけに、
「みんな、こっち見て」と言うと、
一斉に手を振って写真に収まってくれた。



受付の女の子もにっこり笑ってくれた。

つづく

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