タイ・イサーン記 7
ムアンタム遺跡
パノンルムン遺跡から5km程離れたところにある平原の中に忽然と現れる。
こちらも、周囲がきちんと整備され、静かな落ち着いた公園風の遺跡だ。
「パノムルン」に「大きな山」という意味があるのに対して「タム」には「低地」という意味がある。
ムアンタム遺跡は700年前から100年前まで放棄されていたとみられている。
外壁とアーチ道はラテライトのブロックで作られている。
外壁の中に入るとL字型の池が四方に設置され、
それぞれの池に5つ頭のナーガが装飾されている。
回廊のアーチ道を抜けると四つの塔、
その中央にはかって大きな塔があった。
アーチの屋根部分の彫刻が見事だ。
つづく
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